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一般泌尿器科

★男性には膀胱の下で尿道を取り囲むように存在している前立腺という臓器があり、通常はクルミ程度の大きさです。前立腺の断面はみかんのような形で尿道周りの内腺(実に当たる部分)と被膜付近の外腺(皮にあたる部分)に分けられます。
前立腺肥大とは内腺が加齢とともに大きくなる現象で50歳台の30%、60歳台の60%に見られます。肥大した内腺(腺腫)が尿道の閉塞を来すことで「尿が出にくい」「トイレ後に残尿感がある」「トイレが我慢しづらい」などの症状をもたらし、これを前立腺肥大症と言います。
前立腺癌については大半が50歳台から認められ70歳付近で急激に増加します。また前立腺肥大と違って前立腺癌は外腺に発生しやすいため症状が出現しにくく、結果的に発見が遅れることがあります。癌の早期発見の為に定期的に採血でPSA検査という腫瘍マーカーを測定することをお勧めしています。

●男性の代表的な疾患

<前立腺疾患>前立腺癌・前立腺肥大症・前立腺炎など

<膀胱疾患>膀胱腫瘍・過活動膀胱・間質性膀胱炎・神経因性膀胱など

<腎・尿管疾患>腎腫瘍・腎盂腫瘍・腎結石・腎盂腎炎・尿管腫瘍・尿管結石など

<陰嚢疾患>精巣腫瘍・精索静脈瘤・精巣上体炎・陰嚢水腫など

<尿道・陰茎疾患>尿道炎・尿道狭窄・尖圭コンジローマ・陰茎腫瘍・包皮亀頭炎・嵌頓包茎など

 

★女性は男性と違い膀胱の下に前立腺は無く、尿道も4cm程度と短いなどの解剖学的特徴から「尿が出にくい」よりは「尿が漏れやすい」症状が多いです。40歳以上の4割が尿失禁を自覚され、とくに咳やくしゃみなどお腹に力が入ったときに尿漏れを来す腹圧性尿失禁が7割を占めます。女性の膀胱は骨盤底筋で支えられていますが出産や妊娠、加齢などで筋力が弱くなることによって尿漏れを来します。また膀胱だけでなく子宮や直腸などの骨盤内臓器も骨盤底筋で支えられており、この筋肉が脆弱になることで骨盤内臓器が膣の入口から飛び出してしまうこともあり、それを骨盤臓器脱と言います。股の間の異物感や陰部の下垂感などの症状を認めます。脱出が強くなった場合には尿漏れだけでなく尿が出せなくなる場合もあります。

●女性の代表的な疾患

<膀胱疾患>膀胱炎・過活動膀胱・間質性膀胱炎・神経因性膀胱・膀胱腫瘍など

<腎・尿管疾患>腎盂腎炎・腎結石・尿管結石・腎腫瘍・腎盂腫瘍・尿管腫瘍など

<尿道疾患>尿道カルンクルなど

<その他>骨盤臓器脱(膀胱瘤・膣脱・子宮脱など)

 

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