がんのお悩み・各種がん検査

HOME > がんのお悩み・各種がん検査

泌尿器のがんについて

泌尿器で発症する悪性腫瘍(がん)には、膀胱がん、前立腺がん、腎がん、腎盂・尿管がんなど様々なものがあります。
泌尿器のがんの多くは初期症状がほとんどありませんが、血尿をきっかけに見つかることがあります。血尿には目で見てわかる明らかな血尿(肉眼的血尿)と、尿検査をしないと血液が含まれていることがわからない血尿(尿潜血)があります。どちらも重篤な疾患の症状として現れることがあるのですが、特に痛みをともなわない肉眼的血尿は、がんの疑いが高いとされています。
目で見て血液が混ざっていることがわかる血尿が出た場合には、決して放置せずに大阪市城東区今福鶴見のかねみつクリニックへご相談ください。

主な泌尿器のがん

膀胱がん

膀胱の移行上皮という粘膜にできる悪性腫瘍(がん)で、高齢の男性に多くみられます。痛みを伴わない目で見てわかる血尿(無痛性の肉眼的血尿)が出る場合は膀胱がんの可能性がありますので早目に当院を受診するようにしてください。

前立腺がん

男性に多く発症するがんの1つで、近年、増加の一途を辿っています。前立腺がんはPSA(前立腺特異抗原)検査で早期発見が可能で、市のがん検診としてPSA検査を受けることができますので、50歳を過ぎたら必ず検査を受けるようにしましょう。

腎がん

腎がんは男性に多いがんで、女性と比べてその発症リスクは約2倍と言われています。肥満や喫煙などの生活習慣、長期間の透析治療などがリスクファクターと考えられていて、初期にはほとんど自覚症状が現れず、健康診断での超音波検査(エコー検査)や他の疾患のCT検査中に偶然発見されるケースが多いです。

腎盂・尿管がん

腎臓で作られた尿が集める部分である腎盂(じんう)、また腎臓と膀胱を繋ぐ尿の通り道である尿道で発生する悪性腫瘍(がん)です。腎盂・尿管がんは尿路の様々な部位に多発しやすく、膀胱がんも合併しやすいと言われています。

腎盂・尿管がんを治療した後も、膀胱がんの発症リスクは40~50%と高いため、併せて膀胱がんの有無も確認していくことが重要となります。

前立腺がん検診を受けましょう

大阪市民のうち、50・55・60・65・70歳の男性の方は1,000円で“大阪市前立腺がん検診”が受けられます。

検診ではPSA(前立腺特異抗原)検査が行われ、前立腺がんや前立腺肥大症、前立腺炎などの病気があると、血液中のPSA値が高くなります(4.0ng/ml以上)。

少ない負担で前立腺がんの早期発見に繋がる検査が当院で受けられますので、対象の方はまずは一度ご連絡ください。

大阪市の前立腺がん検診

対象者

大阪市民のうち、50・55・60・65・70歳の男性の方

検査内容

PSA(前立腺特異抗原)検査

費用

1,000円

喫煙者の方は年1回の尿検査・超音波検査も

前立腺がんだけでなく、男性の方は腎がんや膀胱がんにも注意しなければいけません。腎がんと膀胱がんは年間約2万人程度の方に認められています。

腎がんと膀胱がん、どちらも喫煙がリスクファクターとなりますので、早期発見・早期治療のために、喫煙者の方は年1回の尿検査・超音波検査(エコー検査)の受診をおすすめします。