ED

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EDについて

様々な原因で勃起が障害された状態

勃起とは、性的な刺激を受けて海綿体に血液が充満しペニスが膨らんだ状態です。この勃起が様々な原因により障害されることを“ED(Erectile Dysfunction:勃起障害・勃起不全)”と言います。

まったく勃起しない状態だけでなく、勃起が維持できない、十分に硬くならない、たまに勃起しないことがあるといった状態もEDに含まれます。

EDの主な症状

勃起しない・勃起が維持できないなど

EDになると下記のような症状が現れます。
EDの症状でお悩みの方は、大阪市城東区のかねみつクリニックへご相談ください。

こんなことでお悩みではありませんか?
  • 性欲はあるが勃起しない
  • 勃起が続かない
  • 勃起しても十分な硬さにならない
  • 挿入しても途中で萎えてしまう(中折れ)
  • 時々、勃起しないことがある

など

EDの原因

EDは大きく“器質的ED”“心因性ED”“混合型ED”“薬剤性ED”に分けられます。

器質的ED

血管・神経障害によって起こるEDです。加齢による血流の悪化、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病による動脈硬化、その他、喫煙、お酒の飲み過ぎ、運動不足などが原因で起こります。また、脳出血や脳腫瘍、脊椎損傷などで神経が損傷された時もEDが起こりやすくなります。

心因性ED

ストレスやトラウマが原因で起こるEDです。人間関係や仕事上のストレス、性行為へのトラウマ、過度な緊張などで勃起障害が起こります。

混合型ED

器質的EDと心因性EDが合わさった状態です。

血管・神経障害、精神的ストレスだけでEDが起こっているケースは少なく、多くの方はこの混合型EDにあてはまると言われています。

薬剤性ED

薬剤性EDとは、特定の薬物の副作用によって引き起こされるEDです。EDを招く恐れがある薬剤には、抗うつ剤、高血圧の治療薬(降圧剤)、非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)などがあります。

EDは複合的な原因で起こることが多い

EDは1つの原因ではなく、複数の要因が絡み合って起こることが多いです。生活習慣、ストレス、疾患、薬剤の影響など、様々な原因が重なり合ってEDを引き起こす場合があります。

例えば、仕事のプレッシャーとそれに伴うストレスや疲労が、睡眠不足や不健康な食生活と組み合わさり、心身のバランスを崩すことがあります。このような状態に動脈硬化などの身体的要因が加わり、さらに降圧剤など特定の薬剤の副作用が重なることで、EDのリスクは高まります。

個々の生活習慣や心理状態、健康状態は異なるため、EDの原因も人それぞれで複雑です。一見関連が薄いと思われる要素も、実はEDを引き起こす要因となります。そのためEDの治療においては、単に症状を改善するだけではなく、生活習慣の見直し、ストレス解消、必要に応じて現在服用している薬剤の見直しといった、個々の状況に合わせた複合的なアプローチが重要になります。

 

かねみつクリニックでは、患者様お一人おひとりのライフスタイルや健康状態を評価して、最適な治療プランをご提案いたします。

 

EDの治療方法

内服薬

血管拡張作用のある内服薬を使ってEDを治療します。ペニスへの血液流入量を増加させることで、勃起や勃起の維持を補助します。

ただし、「ED治療薬を飲めば自然に勃起する」というわけではなく、性的欲求・性的刺激がなければ勃起しません。

ED治療薬はプライバシーに配慮して、院内でお渡しいたします。

タダラフィル(シアリス ジェネリック)

ED治療薬として“タダラフィル(シアリス ジェネリック)”を処方しています。効果の持続時間の長さが特徴で、最大36時間持続すると言われています。また食事の影響を受けにくく、適量であればアルコールを飲んでも問題ないとされています(飲み過ぎると十分な効果が得られにくくなります)。

ただし、服用してから効果が現れるまでに1時間程度かかります。食後服用した場合は、1時間以上かかることがあります。

タダラフィル(シアリス ジェネリック)の特徴
タダラフィル(シアリス ジェネリック)の副作用

血管拡張作用により、顔のほてり、充血、鼻づまり、 頭痛、動悸などが起こることがあります。

ED治療薬は必ずクリニックで購入しましょう

ED治療薬は、医師の診断と処方のもとで使用する医薬品です。安全に使用するために、医療機関を通じて正規の処方を受けるようにしましょう。インターネット上でのED治療薬の通販は海外からの個人輸入となりますが、これには偽物や粗悪品が混入しているリスクがあります。

陰茎海綿体注射

内服薬が無効のED症例に対する治療として、プロスタグランジン製剤の陰茎海綿体注射を行っています。有効率は高く、注射後5分程度で勃起が発現し2時間程度持続します。ただし自己注射であるため手技の習得が必要となります。使用済注射針は感染性医療廃棄物として処理するので当院まで持参頂く必要があります。
合併症は局所の疼痛や皮下出血、陰茎線維化、持続勃起症などがあります。

陰茎海綿体注射治療の流れ

1.カウンセリング

完全個室の診察室でプライバシーを尊重しながら、EDの症状やお悩みについておうかがいします。また持病の有無や過去のED治療経験、現在服用中のお薬についてもおうかがいします。

特に抗凝固薬など、治療に影響を与える可能性のある薬の使用状況を確認します。

2.自己注射を指導

自己注射の方法を指導します。この際、効果を確認することもあります。

3.注射器・薬剤を処方

自己注射が問題なく行えるようになったら、注射器・薬剤を処方します。

4.再診

再診の方には、前回と同じ薬剤をお渡しし、継続的に治療のサポートを行います。

なお、使用した注射針は適切に処分いたしますので、ご来院時にお持ちください。

費用

タダラフィル(シアリス ジェネリック)20㎎ 1,400円/錠(税込)
陰茎海綿体注射 5,000円/1回

※別途、初診料3,000円(税込)がかかります(2回目以降の再診料は不要)
※陰茎海綿体注射については、2回目以降の再診料は1,000円(税込)がかかります