おむつ需要の変化||かねみつクリニック

コラム

おむつ需要の変化

2021.04.20

ここ最近おむつの使用量に変化が起こっていることをご存知でしょうか?おむつは子供の為もの、というのは一昔前の考え方で高齢化社会のわが国では大人のおむつ使用量がとうとう子供のおむつ使用量を抜いたのです。2020年の総務省統計によれば、おむつが必要な子供の年齢を2歳までとすると人口は約270万人です。それに比べて80歳以上の高齢者の人口は約1100万人でそのうちおむつが必要なのは300万人といわれています。高齢者の多くは尿漏れなどの排尿トラブルを来しますので少子高齢化社会が進めば自ずとおむつ需要世代が高齢者へとシフトしていきます。
おむつ販売メーカーはおむつへの恥ずかしさや抵抗を無くすように、あの手この手で購買意欲を高めようとするキャンペーンをしています。そういう時代において、おむつ依存にならないような情報を与えて治療をすることが私たち泌尿器科医の使命だと考えています。とくに60歳頃からの意識と行動がそれ以降の尿トラブルに大きな影響を及ぼします。男性に比べて女性はもう少し早い年代から尿漏れなどの症状が出てくることが多いです。いずれにせよ症状が無いときでも骨盤底筋トレーニングやお尻、太もも、ふくらはぎのトレーニングをしっかりすることによって将来の尿トラブル予防に繋げていただきたいと思います。コロナ禍で外出の頻度が減ってもお家でこれらのトレーニングは可能です。たとえばテレビCMの時間に運動するのはどうでしょう。ただし運動をするときは鍛える箇所に意識を集中してください。そしてゆっくり息を吐いて力をいれてください。これを朝と夜の1-2時間のテレビ番組中に実行するだけでも十分なトレーニングになるはずです。
以下に骨盤底筋トレーニングのやり方を載せていますの参考にしてくださいね。

おむつフリーの人生を目指しましょう!!

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