排尿時に痛み、かゆみがある

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こんな症状はありませんか?

下記のような排尿時の痛み・かゆみでお困りでしたら、できるだけ早く大阪市城東区今福鶴見のかねみつクリニックへご相談ください。

  • 排尿時、尿道に痛みを感じる
  • 尿を出すと下腹部が痛む
  • 尿の出始めに痛む
  • 排尿の終わりごろに痛む
  • 尿が出ている間、ずっと痛む
  • 尿道がかゆい
  • 尿に黄色い膿が混ざっている

など

排尿痛とは?

排尿時に尿道や膀胱あたりに感じる痛み

排尿痛とは、排尿する時に尿道や膀胱あたりに感じる痛みのことです。チクチクする、しみる、焼けるような感じ、かゆみなど痛みの感じ方は様々で、主に腎臓、膀胱、尿道などの尿路の細菌感染によって起こります。
尿の出始めに痛むのか、終わりごろに痛むのか、排尿中ずっと痛むのかによって考えられる病気が異なります。

排尿痛を感じるタイミング

尿の出始めに痛む
  • 前立腺炎
  • 尿道炎
  • 淋病
  • 性器クラミジア

など

排尿の終わりごろに痛む
  • 膀胱炎
  • 尿管結石
  • 腎盂腎炎

など

排尿中ずっと痛む
  • 慢性膀胱炎
  • 腎盂腎炎
  • 尿道狭窄症

など

考えられる病気・治療方法

膀胱炎

膀胱内に細菌が侵入して起こる炎症です。排尿の終わりごろに痛みを感じたり、頻尿や血尿、白濁尿などの症状が現れたりします。圧倒的に女性に多くみられます。

治療方法

抗生物質を使って治療します。ほとんどのケースで3日から1週間以内の症状を改善させることが可能です。

ただし再発しやすく、慢性化すると排尿中ずっと痛みを感じるようになるので注意が必要です。

腎盂腎炎(じんうじんえん)

腎臓、または腎臓内で尿を溜めておく部分である腎盂に細菌が感染して炎症が起こった状態です。女性に多くみられます。

尿の終わりごろに痛んだり、排尿中、ずっと痛みを感じたりするようになります。また尿中の白血球が増加するため、尿が濁ります。その他、発熱、全身倦怠感、血尿、背中や腰の痛み、吐き気・嘔吐など様々な症状が現れます。

治療方法

主に抗菌薬を使って治療します。軽度であれば外来での抗生剤の点滴や内服薬で治療できますが、長期間、高熱が続くなどの重度の場合には入院が必要になります。

前立腺炎

細菌が尿道から侵入し、前立腺に感染することで炎症を起こします。尿の出始めに軽く痛んだり、頻尿や残尿感などの症状が現れたりします。進行すると排尿痛が増し、前立腺肥大症に移行する恐れがあります。

治療方法

原因菌に応じた抗生剤を使用して治療します。症状によって前立腺マッサージを行います。

尿道炎

尿道で炎症が起こった状態で、男性に多くみられます。主な原因は性行為による淋菌やクラミジアなどの感染です。

淋菌、クラミジアに感染した場合、尿の出始めに強い痛みや違和感が生じたり、尿に黄色い膿が混じったりします。

治療方法

原因菌を特定した後、抗生剤を使って治療します。放置するとまったく尿が出なくなる尿道狭窄症の原因になりますのでご注意ください。

尿管結石

尿路結石とは尿結石に含まれるもので、尿管に結石ができた状態です。尿の流れによって結石が移動する際、尿道を傷つけるため、排尿の終わりごろに激しい痛みが生じます。安静にしていても痛みが治まらないのが特徴です。

治療方法

結石の大きさによって治療方法が異なり、5mm以下の場合、水分摂取や適度な運動などにより、体外へ自然に排出されるのを待ちます。また、痛みを緩和するための鎮痛剤、排尿を促進するα遮断薬などを使用します。

それ以上の大きさの場合には、結石を破壊する治療(体外衝撃波結石破砕術、経尿道的尿管砕石術など)が行われます。