糸球体疾患について||かねみつクリニック

糸球体疾患について

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糸球体疾患について

腎臓の濾過機能に障害が起こります

糸球体疾患について

糸球体は腎臓で血液を濾過する組織です。糸球体疾患は、この糸球体に炎症や障害が起こる病気の総称です。

慢性糸球体腎炎、急性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群などが含まれます。蛋白尿や血尿が主な症状で、健康診断で発見されることが多いです。原発性(腎臓自体が原因)と二次性(全身疾患に伴うもの)があります。

進行すると慢性腎臓病から腎不全へと至ることがあるため、早期発見と適切な治療が重要です。健診で尿蛋白・尿潜血を指摘された方などは、大阪市城東区今福鶴見のかねみつクリニックへご相談ください。

こんなお悩みはありませんか?

  • 健診で尿蛋白・尿潜血を指摘された
  • 尿が泡立つ
  • 足や顔がむくむ
  • 腎機能低下を指摘された
  • 慢性糸球体腎炎と診断された
  • など

糸球体疾患の分類

原発性と二次性

原発性糸球体疾患は腎臓自体の病気です。二次性糸球体疾患は、全身性エリテマトーデス、糖尿病、血管炎などの全身疾患に伴って起こります。

臨床病型による分類

急性糸球体腎炎症候群は急激に発症し、血尿、蛋白尿、浮腫、高血圧が現れます。急速進行性糸球体腎炎症候群は数週間から数ヶ月で腎機能が急速に低下します。慢性糸球体腎炎症候群は持続する血尿や蛋白尿があり、緩やかに進行します。

ネフローゼ症候群は大量の蛋白尿とむくみを特徴とします。無症候性血尿・蛋白尿は自覚症状がなく、健診で異常を指摘されます。

病理組織による分類

腎生検により確定診断を行います。IgA腎症、膜性腎症、微小変化型など、組織型により治療方法が異なります。

主な糸球体疾患

IgA腎症

日本で最も多い慢性糸球体腎炎です。血尿と蛋白尿が主な症状で、扁桃炎の後に肉眼的血尿が出ることもあります。若年者から中年に多くみられ、緩やかに進行しますが、適切な治療を行わないと腎不全に至ることがあります。扁桃摘出やステロイド治療などが行われます。

ループス腎炎

全身性エリテマトーデスという自己免疫疾患に伴う腎障害です。若い女性に多くみられます。蛋白尿や血尿が出現し、重症例では急速に腎機能が低下することもあります。ステロイドや免疫抑制薬による治療が必要です。

菲薄基底膜病

血尿が主な症状で、蛋白尿はほとんどみられません。糸球体の基底膜が生まれつき薄いことが原因です。多くは良性の経過をたどり、腎機能の低下を来すことは稀です。特別な治療は必要なく、経過観察を行います。

半月体形成性糸球体腎炎(急速進行性糸球体腎炎)

数週間から数ヶ月という短期間で急速に腎機能が低下する病気です。適切な治療を行わないと透析が必要になります。血尿、蛋白尿に加えて、むくみや息切れなどの症状が出ます。ステロイドパルス療法や免疫抑制薬による積極的な治療が必要で、緊急性の高い疾患です。

微小変化型ネフローゼ症候群

小児のネフローゼ症候群で最も多いタイプですが、成人でも発症します。大量の蛋白尿により血液中のアルブミンが減少し、全身にむくみが出ます。光学顕微鏡では糸球体に明らかな変化がみられないのが特徴です。ステロイドが効果的とされていて、多くは寛解しますが、再発を繰り返すこともあります。

膜性腎症

成人のネフローゼ症候群で多くみられる病気です。大量の蛋白尿とむくみが特徴で、糸球体の基底膜が肥厚します。原因不明の原発性と、がんや自己免疫疾患に伴う二次性があります。軽症例は自然寛解することもありますが、中等症以上では免疫抑制療法を行います。

検査について

尿検査

尿蛋白、尿潜血、尿沈渣を調べます。蛋白尿の程度を評価するため、1日尿蛋白量や尿蛋白/クレアチニン比を測定します。

血液検査

クレアチニンとeGFRで腎機能を評価します。ネフローゼ症候群ではアルブミンやコレステロールを測定します。原因を調べるため、補体や抗核抗体なども測定します。

超音波検査(エコー検査)

腎臓の大きさや形態を調べます。

腎生検

確定診断と治療方針を決めるために重要な検査です。局所麻酔下で腎臓の組織を採取します。入院が必要で、通常3~7日程度の入院となります。腎生検が必要と判断した場合は、専門医療機関へご紹介します。

治療の考え方

病態に応じた治療

疾患の種類や重症度により治療方法が異なります。軽症の場合は経過観察と生活指導を行います。中等症から重症の場合は、ステロイドや免疫抑制薬による免疫抑制療法を行います。

対症療法

血圧を適切に管理し、ACE阻害薬ARBで蛋白尿を軽減します。むくみに対しては利尿薬や塩分制限で対応します。

生活習慣の改善

塩分を制限し、適度な運動を心がけます。禁煙も重要です。扁桃炎などの感染症を予防することも大切です。

定期的なフォローアップ

尿検査と血液検査で病状を定期的に評価します。治療効果を判定し、必要に応じて治療内容を調整します。

専門医療機関との連携

腎生検や専門的な治療が必要な場合は、連携医療機関へご紹介します。治療後のフォローアップは当院で対応できます。

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