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腎臓内科

腎臓は左右の背中にある「そら豆」の形をした臓器です。大きさは握りこぶし程度で、体内の恒常性を保つために余分な水分と老廃物を尿として産生します。ほかにも血液を増やし、骨を強くし、また血圧を調整する仕事もしています。この腎臓が悪くなると血尿や蛋白尿が出ますが、腎臓には痛みの神経が無いため背中の痛みを感じません。そのことから腎臓は『沈黙の臓器』と言われています。したがって検尿は非常に大事な検査です。

尿は腎臓の糸球体という部分で血液をろ過して作られます。その糸球体は腎臓に約50-100万個認められます。糸球体が壊れると尿に赤血球や蛋白などが漏れ出ます。これを糸球体腎炎と言います。このため腎臓が悪くなる(腎炎)と多くは尿検査で赤血球や蛋白を認めるようになります。

健康診断や検診などで広く行われる尿定性検査で潜血や蛋白を指摘された場合には当院で詳しい検査を行います。尿沈渣で尿中の赤血球の数や形態、蛋白の量を調べるとともに採血で貧血の程度や腎機能を測定します。また腎臓や膀胱などの尿路臓器の超音波検査を行い、年齢や喫煙歴などで尿路悪性腫瘍のリスクが高い場合には尿細胞診も追加します。

前述したように尿中に赤血球と蛋白の両方を認める場合にはIgA腎症を代表とする慢性糸球体腎炎の可能性がありますので慎重に経過を見ていき、症状が持続する場合には腎生検を検討します。その症状とは①持続的な蛋白尿、②肉眼的血尿の出現、③低蛋白血症、④高血圧、⑤腎機能低下、⑥低捕体血症、です。

腎臓が悪くなると将来的な慢性腎不全に繋がるだけでなく心筋梗塞などを合併するデータもありますので尿検査異常が見られた場合には受診をお勧めします。

代表的な疾患

慢性腎臓病、糸球体腎炎(急性・慢性)、腎不全(急性・慢性)、ネフローゼ症候群など

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