男性に多いお悩み・症状

など

臓器別の主な病気

前立腺

前立腺肥大症

前立腺炎

細菌感染により前立腺で炎症が起こった状態です。急性と慢性に分けられ、急性では排尿痛や排尿困難などの症状が起こり、慢性では下腹部痛や会陰部（肛門まわり）の鈍痛、射精時痛などの症状が起こります。

前立腺がん

前立腺にできる悪性腫瘍（がん）で、中高年の方に多くみられます。初期はほとんど無症状ですが、進行すると尿が出にくい、頻尿、尿もれ（尿失禁）、残尿感、排尿痛、血尿など様々な症状が現れます。

膀胱

過活動膀胱

急に尿意をもよおしたり、1日のうちに何度もトイレに行きたくなったり、トイレまで我慢できずに尿を漏らしてしまったりする病気です。

日本人の40歳以上の男女の8人に1人が、過活動膀胱の症状で悩まされていると言われています。

膀胱がん

男性に多いがんと言われていて、60歳以降から発症リスクが高まります。目で見てわかる血尿、頻尿、排尿痛、残尿感などが起こります。

腎・尿管・尿道

腎がん

腎臓にできる悪性腫瘍（がん）で、初期には自覚症状がほとんどないため、発見が遅れる傾向にあります。

喫煙がリスクファクターとなるため、喫煙者の方は年1回の尿検査・超音波検査（エコー検査）を受診するようにしましょう。

腎盂・尿管がん

腎盂・尿管で発生する悪性腫瘍（がん）で、男性に多くみられます。喫煙が最大のリスクファクターで、喫煙者と非喫煙者を比較した場合、発症リスクは約3倍高いと言われています。

尿管結石

尿管にできる結石で、尿路結石のうち特に強い痛みが起こるとされています。わき腹から下腹部にかけて、また背中などが激しく痛み、痛みのために吐くこともあります。

尿道炎

細菌感染により尿道で炎症が起こった状態で、排尿痛や尿道から膿が出るほか、尿道の痛み・違和感などの症状が現れます。

精巣・陰嚢

精巣上体炎

細菌感染により精巣上体で炎症が起こった状態です。陰嚢の腫れや痛み、熱感などの症状が現れます。

精巣捻転

陰嚢の中で精巣がねじれてしまった状態です。陰嚢で急激な痛みが起こるほか、血管もねじれてしまうので、早期に治療しないと精巣が壊死してしまう恐れがあります。

精索静脈瘤

精索静脈瘤とは精巣のまわりにできる瘤のことで、基本的に無症状ですが男性不妊の原因となる場合があります。

陰嚢水腫

陰嚢内にリンパ液が溜まった状態で、陰嚢が大きくなって違和感・不快感が生じます。

精巣がん

精巣にできる悪性腫瘍（がん）で、基本的に痛みなどの症状はありませんが、精巣が大きくなります。そのため、「睾丸が左右で大きさが違う」と異変に気づかれるケースも少なくありません。

その他の病気

男性更年期障害

男性にも更年期障害はあり、男性ホルモンの減少などにより、体がだるい、たくさん汗が出る、すぐにイライラする、集中力の低下、性欲の低下などの症状が現れます。

ED

様々な原因で起こる勃起障害のことで、勃起が維持できない、十分な硬さにならないといった状態もEDに含まれます。当院ではEDの治療薬を処方しています（院内処方）。

AGA

進行型の男性脱毛症で、日本人男性の3人に1人がAGAと言われています。放っておくとどんどん薄毛が進行していくので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。当院ではAGAの治療薬を処方しています（院内処方）。