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女性泌尿器科

女性患者様の代表的な症状

◎尿の出かたの異常

  • 尿の勢いが弱く出にくい
  • おなかに力を入れて尿をする
  • 尿が残った感じがする
  • 昼間の尿の回数が多い
  • くしゃみをしたりおなかに力を入れると漏れてしまう
  • 尿を我慢するのが難しくトイレに行くまでに漏れてしまう
  • 夜中に頻繁にトイレで目が覚める

◎尿の性状の異常

  • 目でわかる程度の血尿を認める
  • 尿が汚れている
  • 尿の泡立ちが目立つ

◎痛みを伴う症状

  • 尿をすると膀胱や尿道に痛みを感じる
  • 尿が溜まると膀胱に痛みを感じる
  • 腰や下腹部が痛む

代表的な疾患(臓器別)

膀胱疾患:膀胱癌・過活動膀胱・間質性膀胱炎・神経因性膀胱・膀胱炎など
腎・尿管疾患:腎癌・腎盂腫瘍・腎結石・腎盂腎炎・尿管腫瘍・尿管結石など
尿道疾患・骨盤臓器脱:尿道カルンケル・尿道脱・膀胱脱・膣脱など

《代表的な疾患説明》

☆膀胱炎

尿中に大腸菌のような細菌が混入し膀胱内で増殖することで発症します。一般的な症状として頻尿や排尿時の痛み、残尿感、血尿などを呈しますが発熱は認めません。解剖学的に尿道が短い女性になりやすく、とくに若年女性や閉経後の高齢者が罹患しやすいです。大半は抗生剤による薬物治療で治癒しますが、繰り返す場合には原因疾患の精査が必要になってきます。

☆腎盂腎炎

尿中に混入した細菌が尿路を上行性に進み腎臓内で増殖することで発症します。一般的な症状として発熱や腰部の痛み、倦怠感、悪心、嘔吐などを呈します。先行症状として膀胱炎が見られたり尿管結石などによる尿の停滞が原因となることがあります。治療は抗生剤による薬物治療ですが、中等症以上では入院しての点滴治療が必要となります。また尿の停滞が原因の場合には腎臓内に溜まった膿状の尿を排出するために尿管ステントを挿入することもあります。

☆過活動膀胱

☆腹圧性尿失禁

咳やくしゃみ、運動などでおなかに力が入った時に尿が漏れてしまう状態です。女性の尿失禁の約7割を占めています。通常はおなかに強い力(腹圧)がかかると、骨盤底筋という筋肉が膀胱と尿道を支えることで尿道を締めて尿が漏れるのを防ぎます。骨盤底筋が痛んだり弱くなったりすることによって、うまく尿道を締めることが出来なくなって尿漏れが起こります。原因は出産や加齢、肥満、女性ホルモンの低下などによって骨盤底筋が弱くなるために起こります。治療は骨盤底筋訓練や薬物療法、手術療法があります。膀胱底筋訓練は緩んだ骨盤底筋を鍛えて尿道を締める力をつける方法で最初に実践していただく治療になります。薬物療法は尿道を締める作用の薬剤を使用します。手術は尿道を支えるために尿道の裏側に人工のテープを通す方法が一般的です。

☆切迫性尿失禁

突然我慢出来ない程の強い尿意をもよおし、トイレに行くまでに尿が漏れしまう状態です。尿が溜まっている時に膀胱が勝手に収縮するために起こります。過活動膀胱のひとつの症状でもあります。脳梗塞や脳出血、前立腺肥大症、骨盤臓器脱などが原因となることがありますが、多くは原因不明です。治療は排尿の間隔を徐々に延長させ膀胱に溜まる尿量を増加させていく膀胱訓練や膀胱が勝手に収縮するのを抑制させる薬剤などがあります。

☆混合性尿失禁

腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁が混在するタイプの尿失禁です。尿失禁患者さんの約30%に認められます。

☆骨盤臓器脱

女性の膀胱、子宮、直腸などの骨盤内の臓器は骨盤底筋で支えられていますが出産や妊娠、加齢などで筋力が弱くなることによってそれらの臓器が膣の入口から飛び出してしまう状態です。股の間の異物感や陰部の下垂感などの症状を認めます。脱出が強くなった場合には尿漏れだけでなく尿が出せなくなる場合もあります。治療は薬物療法は無効で対症療法として膣内リングペッサリー挿入、根治を希望する場合は手術療法となります。

☆間質性膀胱炎

細菌感染による膀胱炎とは違い、膀胱の間質という組織に原因不明の慢性の膀胱炎をきたすことで頻尿や膀胱痛などが起こる病気です。女性のほうが男性より5-6倍かかりやすいです。とくに尿が溜まった際に膀胱に痛みを感じ、排尿後に軽快するのが特徴的な症状です。この疾患を疑った場合は膀胱鏡検査で膀胱粘膜の潰瘍や出血など特徴的な所見が無いか確認する必要があります。治療は薬物療法と手術療法があり、とくに膀胱水圧拡張術という手術が有効です。

☆尿路結石

☆膀胱癌

☆腎癌

☆腎盂・尿管癌

☆尿道カルンケル(カルンクル)

尿道の出口にできるピンク色や暗赤色を呈した良性腫瘍です。原因ははっきりとはわかっていませんが尿道の慢性炎症が推測されており閉経後の中高年に認められることが多いです。大きさは数ミリ程度から大豆くらいと様々です。症状は出血や排尿時痛、排尿時の異物感などを認めます。治療はまず抗炎症目的に塗り薬を使用します。治療効果が乏しい場合には摘除手術が行われます。

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